徒然記録

ありきたりな日常の記録。好き勝手に考えます。小さな頃の自分に胸を張れる私であれますように。※1 記事中の広告ははてなブログ無料版の仕様です。※2 本業優先なのでアフェリエイトの案内は不要です。御気持ちに感謝します。

米政府によるミュトス級規制で思い出した暗号の輸出規制と生成AIの蒸留

米政府の指示に基づいてAnthropicがミュトス級の生成AI、ある程度自律的な脆弱性探索と攻撃が可能なAIの公開を停止したそうです。報道を読んで、過去に米国が実施した暗号の輸出規制と米国が疑っている中国のAI開発における蒸留を思い出しました。

暗号の輸出規制は米国がかつて他国に実施した規制で、記憶が正しければ日本も影響を受けています。技術的な優位を狙ったものですが、結果的にFREAKと呼ばれる問題を今でも世界規模で残したそうです。

生成AI開発における蒸留は新しい生成AIの開発を既存の生成AIにより効率化する行為だそうです。完全に同等のものは作れないとしても、少ない時間と金銭で品質の近いものを作られることは既存の生成AIを開発した側として見逃しがたいものです。

米国がそれだけの技術を持っていて、デジタル面では今でも大国であり、産業や軍事の防衛を意識していると感じました。様々な論点、例えば規制が誰の視点で合理的だとか結果的に世界中に無駄な脆弱性を残してしまったとかは残りますが、それは米国という国家の視点では些事かもしれないとも。

ここまで書いてひっくり返しますが、今の米国においては大統領自身の利益や戦略も無視できないので、前例は適用できないかもしれません。